君のスガタ
 私は電子レンジからタッパーを取り出して、椅子に座り、一人で黙々と食べ続けた。

 次の日。

私はいつものように七時に起き、うがいをして、適当にパンを焼き、冷蔵庫にあった牛乳をテーブルに置き、手に持っていたパンと牛乳を食べて飲んだ。

 一人でいってきますと言ってから、私は足を踏み出した。

 自転車のペダルを踏み出して、学校まで漕いだ。

 無心に漕ぎ続けると、学校に到着した。

 ふぅーと言い、私は学校に着くと、息を吸って吐いた。

「あー、スッキリした」

 私は自転車を漕いでいる時は何も考えずに漕ぎ続けると、気分が晴れやかになる。

 毎日のことだが、やはりストレスはなんだかんだある。自転車で漕いで、気分を晴らしている。

 ガラガラ ガラガラ

 教室のドアを開けて、いつも座っている真ん中の席に座り、周りを見渡す。

 いつもと変わらない風景に安心しつつも、なんだかつまらない。

 窓際の方で女子がキャーキャーと騒いでいたので、立ち上がり、クラスメイトに聞いた。

「なに見てんの?」

 クラスメイトに聞くと、うんと前置きを置いて、話し始めた。
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