君のスガタ
「うーん、シンデレラだけ決めるのはクラス全体でやっている意味がなくなるからな。よし、小道具と王子役と招待された客複数人決めようか。はい、あとは先生抜けるから。クラス委員長二人で仕切ってくれよな。あとは若者同士で決めて、決まったら先生に教えてな。じゃあ」
刈谷先生は手を振って、ガラッとドアを開けて出て行った。
「じゃあ、私達で仕切っていくから」
女子委員長が教壇に立ち、手招きされた男子委員長もズボンのポケットに両手を入れて、はいはいと目をキョロキョロさせて教壇に立つ。
「まず、小道具したい人手上げて」
女子委員長はクラスを仕切って声を出していた。
男子委員長は女子委員長に「黒板に書いて」と言われたことを素直に応じていた。
「じゃあ、十人で小道具はこれで決まりね。あとは招待された客と王子とシンデレラどっちかやりたい人いる?」
クラス全員を見渡して、女子委員長はクラス全員に問いかける。
私はまだなにも決まっていなかった。
「めぐみはなにするの?」
「うーん、シンデレラ以外にしようかな。柚はどうするの?」
私はめぐみに聞かれて戸惑った。
刈谷先生は手を振って、ガラッとドアを開けて出て行った。
「じゃあ、私達で仕切っていくから」
女子委員長が教壇に立ち、手招きされた男子委員長もズボンのポケットに両手を入れて、はいはいと目をキョロキョロさせて教壇に立つ。
「まず、小道具したい人手上げて」
女子委員長はクラスを仕切って声を出していた。
男子委員長は女子委員長に「黒板に書いて」と言われたことを素直に応じていた。
「じゃあ、十人で小道具はこれで決まりね。あとは招待された客と王子とシンデレラどっちかやりたい人いる?」
クラス全員を見渡して、女子委員長はクラス全員に問いかける。
私はまだなにも決まっていなかった。
「めぐみはなにするの?」
「うーん、シンデレラ以外にしようかな。柚はどうするの?」
私はめぐみに聞かれて戸惑った。