君のスガタ
「…柚の部活動の姿見たいと素直に思ったから。俺らも学園祭あるけど、高校三年生は自分達の絵などを飾るからね。まぁ、いいや。また、明日来るよ」
松永慶先輩は一歩下がって手を振り、私に言う。
「……あっ……いえ…え? 松永慶先輩!」
呼んでも振り向かずに音を立てないで去っていた。
結局、そのために松永慶先輩はわざわざ教室に来て、私に伝えたのか。
「…松永慶先輩…」
私は名前を呼んで、去っていたところを見て呟く。
その傍ら、きよしは私達のことをずっと睨んでいた。
なんなんだろう……。松永慶先輩。
なんで私の部活姿見たいのだろう。
疑問しか湧いてこない。
「…柚さ、あの先輩のことどう思ってんの?」
きよしは床に腰かけていたのを立ち上がり、私に歩み寄ってきた。
「…どうって…普通だよ」
私はキョとんとした表情できよしに伝える。
本当に普通なのだ。
何もない。松永慶先輩と私はなにも。
「…ふーん。ということはあっちが一方的な片思いってことか」
小さい声できよしは発したので、なにを言っているのか分からなかった。
「なんか言った?」
松永慶先輩は一歩下がって手を振り、私に言う。
「……あっ……いえ…え? 松永慶先輩!」
呼んでも振り向かずに音を立てないで去っていた。
結局、そのために松永慶先輩はわざわざ教室に来て、私に伝えたのか。
「…松永慶先輩…」
私は名前を呼んで、去っていたところを見て呟く。
その傍ら、きよしは私達のことをずっと睨んでいた。
なんなんだろう……。松永慶先輩。
なんで私の部活姿見たいのだろう。
疑問しか湧いてこない。
「…柚さ、あの先輩のことどう思ってんの?」
きよしは床に腰かけていたのを立ち上がり、私に歩み寄ってきた。
「…どうって…普通だよ」
私はキョとんとした表情できよしに伝える。
本当に普通なのだ。
何もない。松永慶先輩と私はなにも。
「…ふーん。ということはあっちが一方的な片思いってことか」
小さい声できよしは発したので、なにを言っているのか分からなかった。
「なんか言った?」