愛する秘書さん、そろそろ大団円といきますか
気にはなったが、私が知らないだけでこの近くに住んでいるのかもしれないと考え直した。
「良かった! 私、どうしても食べたいものがあったのよ」
12時半を回った店内だが、横並びのカウンター席しか空いていなかった。
タッチパネルでオーダーし、Mバーガーセットがのったトレイを持って椿季さんの隣の席へ行く。
「え! 椿季さん、それだけですか⁉」
「うん! もうどうしてもこれが食べたかったの!」
椿季さんのトレイにあったのはⅬサイズのポテトとソーダ―水のみだった。
意外過ぎる。このお店に入りたいと言ったことも意外だったけど、もっと健康に気を使ったヘルシーなランチを毎日食べているイメージだったのだ。
「いただきまーす」と言って、もりもりとポテトを食べていく。
たしかに、ここの揚げたてのポテトはおいしいわよね。無性に食べたくなる時があるもの。
「椿季さん、体調を崩されたと聞いたんですが、もう落ち着きましたか?」
「え、あ……大丈夫よ。病気とかじゃないの」
「そうなんですか?」
「う、うん……」
そういえば、暉明も病気じゃないっていってたっけ。
「良かった! 私、どうしても食べたいものがあったのよ」
12時半を回った店内だが、横並びのカウンター席しか空いていなかった。
タッチパネルでオーダーし、Mバーガーセットがのったトレイを持って椿季さんの隣の席へ行く。
「え! 椿季さん、それだけですか⁉」
「うん! もうどうしてもこれが食べたかったの!」
椿季さんのトレイにあったのはⅬサイズのポテトとソーダ―水のみだった。
意外過ぎる。このお店に入りたいと言ったことも意外だったけど、もっと健康に気を使ったヘルシーなランチを毎日食べているイメージだったのだ。
「いただきまーす」と言って、もりもりとポテトを食べていく。
たしかに、ここの揚げたてのポテトはおいしいわよね。無性に食べたくなる時があるもの。
「椿季さん、体調を崩されたと聞いたんですが、もう落ち着きましたか?」
「え、あ……大丈夫よ。病気とかじゃないの」
「そうなんですか?」
「う、うん……」
そういえば、暉明も病気じゃないっていってたっけ。