油圧ショベルに乗った王子様~ノーブルな土木作業員は元気娘を愛でる~
まあ、現場に向かう足がないので、実現は無理そうだけれどね。
「そういや今日、後輩と行く店、決まってるのか」
「いくつか候補は出したので、後輩に決めてもらおうかと思って」
「じゃあさ」
彼が携帯を操作し、すぐに私の携帯が通知音を立てた。
「ここ、オススメ。
友人がやっている店なんだ。
行くなら、サービスするように言っとくけど」
送られてきたリンクを開いて確認するとお洒落な肉バルが出てきた。
ここなら後輩も喜びそうだし、それに元気も出そうだ。
「え、じゃあここにします!
よろしくお願いします!」
「了解。
今、落とそうと思って頑張ってる子だから、めちゃくちゃサービスするように、って言っとく」
悪戯っぽく彼が、片目をつぶってみせる。
おかげであっという間に顔が熱を持った。
「楽しんでおいで。
帰り、あれだったら連絡して。
迎えに行くし」
「えっ、あっ、いいですよ!」
「俺が。
心配なの」
渡守さんの長い指が、私の額を突く。
「痴漢とかナンパとかに遭ったら、危ないだろ。
だから、遅くなりそうなら連絡」
「そういや今日、後輩と行く店、決まってるのか」
「いくつか候補は出したので、後輩に決めてもらおうかと思って」
「じゃあさ」
彼が携帯を操作し、すぐに私の携帯が通知音を立てた。
「ここ、オススメ。
友人がやっている店なんだ。
行くなら、サービスするように言っとくけど」
送られてきたリンクを開いて確認するとお洒落な肉バルが出てきた。
ここなら後輩も喜びそうだし、それに元気も出そうだ。
「え、じゃあここにします!
よろしくお願いします!」
「了解。
今、落とそうと思って頑張ってる子だから、めちゃくちゃサービスするように、って言っとく」
悪戯っぽく彼が、片目をつぶってみせる。
おかげであっという間に顔が熱を持った。
「楽しんでおいで。
帰り、あれだったら連絡して。
迎えに行くし」
「えっ、あっ、いいですよ!」
「俺が。
心配なの」
渡守さんの長い指が、私の額を突く。
「痴漢とかナンパとかに遭ったら、危ないだろ。
だから、遅くなりそうなら連絡」