好きだから
まぁ隠し通せるとも思ってないんだけどね。華ちゃん、純粋な子だから、この話しになったらポロっと言ってそう。

言い訳は早めに考えておいた方が良さそうだな。はぁ。姉さんに言う言い訳も考えないといけないのに。

今日は珍しくゆっくり出来なさそうだなぁ。

最悪、華ちゃんの事については、今日じゃなくていいんだし。

ゆっくり昼寝でもしながら考えるかなぁ。

ピコン♪

あれ?華ちゃんからだ

『ごめんなさい。。うっかり琉衣に言っちゃいました。。』

うーん。。。僕の昼寝、早速消えちゃった。まぁそろそろかなとも思ったし、こんなすぐとは思わなかったけど

『OK 大丈夫だよ。言い訳考えとく。またね』

ピコン♪

あれ?今琉衣といるはずなんだけどな、華ちゃん返信3秒で帰ってくる。

『ありがとうございます!ぜひまた!次は私一押しのカフェ教えます』

華ちゃんの満面の笑みが想像できて、少し苦笑してしまう。

あんまり後輩に肩入れする気は無かったんだけど、華ちゃんに関しては気になっちゃうんだよな。

僕が考えてることを華ちゃん知ったらどう思うんだろ?

まぁ、どうこうなる気は無いしなぁ。

そんなことを考えながら僕の一日は始まるのです。
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