好きだから
琉衣side
「よ、琉衣!」
「あ、なーんだ波瑠かぁ」
「ん?何だってなんだよ」
「だってビックリしたからさ、琉莉兄かと思ったら違うんだもん」
「おーお、琉莉先輩のこと好きだね、琉衣は」
「だってお兄ちゃんだもん」
この人は波瑠同じクラスで、琉莉兄と同じバスケ部。
結構強いらしいし、あの琉莉兄のお気に入りの選手。
波瑠は琉莉兄に負けないくらいイケメンだし、何より優しい。
んー、あの顔がいいけど、私たち家族以外と関わろうとしない悪魔より人気でそうなのに。
勉強◎、運動◎、顔◎の才色兼備、憧れちゃうなぁ。
「何ニマニマしてるの?琉衣」
「ナッ、ニマニマしてない‼変なこと言わないで!」
「ヘヘッゴメンね。許して?」
「可愛く言ったって駄目」
「ケチ」
「ケチで何より」
これが私の、休み時間の過ごし方。
波瑠に上手く遊ばれてるだけ...悔しい。
なんか、波瑠をぎゃふんと言わせたい!
「琉衣?何考えてるの?アニメのキャラと、同じくらい分かりやすく悪だくみするんだね」
「な、な、何のこと?」
「ハハッ、とぼけ方もアニメと一緒」
「馬鹿にしないで」
「いや、そこがかーわい」
「はぁ!可愛い?」
この馬鹿は何言ってるの?
...あイイ事思いついちゃった
「それを言うなら、波瑠だってかっこいいじゃん」
「?」
アレ?波瑠が固まっちゃった
「おーい?波瑠?」
「ハッ、不意打ちはズルい」
「それはこっちのセリフ、顔真っ赤だよ(笑)」
「そりゃね」
キーンコーンカーンコーン♪
「あ鳴ったね、バイバイ」
うん♪波瑠のあんな顔初めて見た...満足♪
「あ、なーんだ波瑠かぁ」
「ん?何だってなんだよ」
「だってビックリしたからさ、琉莉兄かと思ったら違うんだもん」
「おーお、琉莉先輩のこと好きだね、琉衣は」
「だってお兄ちゃんだもん」
この人は波瑠同じクラスで、琉莉兄と同じバスケ部。
結構強いらしいし、あの琉莉兄のお気に入りの選手。
波瑠は琉莉兄に負けないくらいイケメンだし、何より優しい。
んー、あの顔がいいけど、私たち家族以外と関わろうとしない悪魔より人気でそうなのに。
勉強◎、運動◎、顔◎の才色兼備、憧れちゃうなぁ。
「何ニマニマしてるの?琉衣」
「ナッ、ニマニマしてない‼変なこと言わないで!」
「ヘヘッゴメンね。許して?」
「可愛く言ったって駄目」
「ケチ」
「ケチで何より」
これが私の、休み時間の過ごし方。
波瑠に上手く遊ばれてるだけ...悔しい。
なんか、波瑠をぎゃふんと言わせたい!
「琉衣?何考えてるの?アニメのキャラと、同じくらい分かりやすく悪だくみするんだね」
「な、な、何のこと?」
「ハハッ、とぼけ方もアニメと一緒」
「馬鹿にしないで」
「いや、そこがかーわい」
「はぁ!可愛い?」
この馬鹿は何言ってるの?
...あイイ事思いついちゃった
「それを言うなら、波瑠だってかっこいいじゃん」
「?」
アレ?波瑠が固まっちゃった
「おーい?波瑠?」
「ハッ、不意打ちはズルい」
「それはこっちのセリフ、顔真っ赤だよ(笑)」
「そりゃね」
キーンコーンカーンコーン♪
「あ鳴ったね、バイバイ」
うん♪波瑠のあんな顔初めて見た...満足♪