旦那さま、お会いできて光栄です~12年間放置された妻ですが、絶対に離縁はいたしません!
「柄にもなく緊張している。酒を飲んだのは、緊張をほぐすためだ」
「ですが、別に初めてではないですよね?」
「オレリアをオレリアとして抱くのは初めてだからな」
寝台にぽすんと仰向けでおろされた。サイドテーブルの灯りが弱められる。
「アーネスト、さま?」
「これから、お前を抱く……が、本当にいいのか?」
「は、はい……それとも、やはり、わたしのような貧相な女では、その気になりませんか?」
すっと彼の目が細くなる。
「いや? 俺は年甲斐もなく、お前に欲情している」
アーネストが、オレリアの身体をまたぐようにして膝をつくと、乱暴にガウンを脱ぎ捨てた。寝台の下にパサリと落ちる。
オレリアの手を掴んだアーネストは、自分の胸へと押しつけた。
手のひらから、ドクンドクンと激しい鼓動を感じる。
そのままアーネストが顔を近づけてきた。
重なった唇からも、彼の熱を感じた。触れるだけの口づけであるのに、そこから熱が広がっていく。
「んっ……」
ちゅ、ちゅ、と音を立てて唇を吸いながら、アーネストの手はオレリアの胸のリボンを解いていた。リボンが解けると、ドレスの前を大きく開かれる。
「ん? この下着は……?」
アーネストも見覚えがあったのだろう。オレリアの髪と同じような色合いの下着。
「ですが、別に初めてではないですよね?」
「オレリアをオレリアとして抱くのは初めてだからな」
寝台にぽすんと仰向けでおろされた。サイドテーブルの灯りが弱められる。
「アーネスト、さま?」
「これから、お前を抱く……が、本当にいいのか?」
「は、はい……それとも、やはり、わたしのような貧相な女では、その気になりませんか?」
すっと彼の目が細くなる。
「いや? 俺は年甲斐もなく、お前に欲情している」
アーネストが、オレリアの身体をまたぐようにして膝をつくと、乱暴にガウンを脱ぎ捨てた。寝台の下にパサリと落ちる。
オレリアの手を掴んだアーネストは、自分の胸へと押しつけた。
手のひらから、ドクンドクンと激しい鼓動を感じる。
そのままアーネストが顔を近づけてきた。
重なった唇からも、彼の熱を感じた。触れるだけの口づけであるのに、そこから熱が広がっていく。
「んっ……」
ちゅ、ちゅ、と音を立てて唇を吸いながら、アーネストの手はオレリアの胸のリボンを解いていた。リボンが解けると、ドレスの前を大きく開かれる。
「ん? この下着は……?」
アーネストも見覚えがあったのだろう。オレリアの髪と同じような色合いの下着。