屋上少女と弱虫少年
その後僕達は放課後屋上に一緒に行くことにした

屋上______

ーキィー

いつもの扉の音
でもいつもと違うのは
優季に会えるか会えないか、
緊張、
光と、凪央先輩と来ていること。
そんなことを考えながら屋上に入る

「、、、、えっ?」

そんな女の子の声、そして、、、
僕の好きな人の声がした。
あぁ、良かった優季、優季がいる、!
「優季っ!!!」
優季は怯えた顔をしていた
「、、、なんで凪央がいるの、、、、」
「春琉、やっぱり優季さんいるのか、?」
そう光が聞いてきた
「うん、いる」
そう頷きながら言う
「、、、なんで来たの、、?」
優季が肩を揺らしながら言う
「優季に会いたかったから」
そう言うと優季は
「そっか、、、」
そう少し微笑みでもこわばった顔をしながら
「でも、、、もう、やめて、、よ、、、、」
そう苦しそうに優季が言う。
「っえ、?」
びっくりした。
本当に拒絶されてしまった、、、
「春琉?」
「春琉くん?」
2人が心配していた。
優季がハッとして
「春琉くん、ごめん、、、、」
そう言うと屋上を出た。
「あっ、、、」
手を伸ばしても届かない。
もうダメなのか。
「優季行っちゃったか?」
そう凪央先輩が言う。
「はい、ごめんなさい、、、」
< 24 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop