幼なじみと両思いになるまで

湊斗と私の関係

「未唯ー!!湊斗くん迎えにきてるわよ、早くしなさい」


「今行くから待ってて!」



ドッドドド
急いで階段を下がって玄関までダッシュした。

私神山未唯(かみやま・みい)、高校1年生。


「ママ行ってくるねー!」
「行ってらっしゃい」


外に出るとスマホをいじりながら音楽を聴いてる男が1名。

「‥遅くなってごめん」
そう私が小さい声で申し訳なさそうに呟いたのに


「‥」
安定の無視。無視するくらいなら置いてけばいいじゃん。ほんと大嫌い‥嫌い嫌い嫌い‥




嘘だよ、本当はずっとずっと君に恋している。
一生叶わない恋を。





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