幼なじみと両思いになるまで
「その偏差値低い発言やめれる?お前が全然告らないから、俺と未唯ちゃん付き合ってることにした方がいいと思ってるくらい鈴木はやばいやつだから」
「いやなんのために?第一お前が好きなの櫻井だろ」
「さっきからまじ恋愛偏差値Fランクー。まあでもよかったじゃん。未唯ちゃんと一つ屋根の下なんだから早く告ってOKもらいなよ〜」
「いつも思うんだけど何を根拠に。普通に無理だから」
「あっそ、じゃあ今日玲央たちと桃女の合コン参加強制!」
「無理」
「今日美人な子いるらしいんだよね〜‥お嬢様ってさ処女なのに


鈴木を毛嫌いしてるし、俺の前でも櫻井を好きなの隠すし相変わらず‥
付き合いが長いから陸がどんなことに怒るとか機嫌悪くなるとか、その辺わかるから深くは突っ込まないけど。

というかどう見ても両思いだから、合コン行ってないで告れよって感じ。



「‥あの、ちょっとだけいいかな?」
陸がペラペラ話してる時に、女子3人くらいに話しかけられた。


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