幼なじみと両思いになるまで
「しばらく1人にさせて欲しいのと陸にはこのこと絶対言わないで」
「わかった。けどあいつここに戻ってくる可能性あるから俺が去った後この場は必ず離れて」
「うん、了解」
表情こそわからないが、櫻井の声がもう涙声に変わってて、今にも泣き出しそうなのがわかる。
いつも強気の櫻井がここまで弱ってる姿は初めて見て、本当に助けられなかったことに申し訳ない。
うずくまる櫻井を置いて教室に戻ると、ちょうどチャイムが鳴って席に着いた。
「起立、礼」
「櫻井がいないようだが欠席ではない‥誰か知ってるかー?」
「‥体調悪いから保健室へ行くと聞きました」
そう手を挙げて伝えた。
「そうかーじゃあ授業始める」
「わかった。けどあいつここに戻ってくる可能性あるから俺が去った後この場は必ず離れて」
「うん、了解」
表情こそわからないが、櫻井の声がもう涙声に変わってて、今にも泣き出しそうなのがわかる。
いつも強気の櫻井がここまで弱ってる姿は初めて見て、本当に助けられなかったことに申し訳ない。
うずくまる櫻井を置いて教室に戻ると、ちょうどチャイムが鳴って席に着いた。
「起立、礼」
「櫻井がいないようだが欠席ではない‥誰か知ってるかー?」
「‥体調悪いから保健室へ行くと聞きました」
そう手を挙げて伝えた。
「そうかーじゃあ授業始める」