幼なじみと両思いになるまで
湊斗とは話すことなく私も自分の部屋に入った途端、手持ちの携帯から着信があった。
「もしもし未唯?遅くにごめんね」
「莉子ちゃーん!全然だよ私の方こそ陸くんに内緒って言ってたのに鞄奪われたしダメダメでごめん」
「未唯に伝えてないことあって‥今すぐ伝えたくて‥っ」
いつも強気な莉子ちゃんが電話越しで泣いてるのがわかった。
「莉子ちゃん?どうした?」
そう問いかけると今日あった出来事を泣きながら話してくれた。湊斗が助けてくれたことも全部。
「湊斗くんが陸の代わりに嫌々合コン言ってくれたこと知って、未唯にも嫌な思いさせたなって‥湊斗くんからも珍しく連絡きててさ‥「そんなことない!湊斗の合コンはどうでもよくてとにかく莉子ちゃんが無事で良かったよ……っ……」
口には出さないけど私とは違って人前で絶対泣かない莉子ちゃんが泣いてて、どれだけ辛いかわかるから。そう思うと辛くなってとうとう私も泣いてしまった。
「なんで未唯が泣くの〜ぉ。でもねちょっと嬉しいこともあって」
「っ……な‥に?」
「もしもし未唯?遅くにごめんね」
「莉子ちゃーん!全然だよ私の方こそ陸くんに内緒って言ってたのに鞄奪われたしダメダメでごめん」
「未唯に伝えてないことあって‥今すぐ伝えたくて‥っ」
いつも強気な莉子ちゃんが電話越しで泣いてるのがわかった。
「莉子ちゃん?どうした?」
そう問いかけると今日あった出来事を泣きながら話してくれた。湊斗が助けてくれたことも全部。
「湊斗くんが陸の代わりに嫌々合コン言ってくれたこと知って、未唯にも嫌な思いさせたなって‥湊斗くんからも珍しく連絡きててさ‥「そんなことない!湊斗の合コンはどうでもよくてとにかく莉子ちゃんが無事で良かったよ……っ……」
口には出さないけど私とは違って人前で絶対泣かない莉子ちゃんが泣いてて、どれだけ辛いかわかるから。そう思うと辛くなってとうとう私も泣いてしまった。
「なんで未唯が泣くの〜ぉ。でもねちょっと嬉しいこともあって」
「っ……な‥に?」