幼なじみと両思いになるまで
今日も湊斗の2人分後ろを空けて、学校に向かう。
電車に乗る時だけ私が人に接触しないように壁側や女の人の方へ追いやってくれるから、どうしても仲良かった時の優しい湊斗を思い出して胸がぎゅっと締め付けられるんだ。
「‥先行って」
電車を乗り終えて学校まで距離あるところでいつもこれだけ言われる。
「うん、湊斗ありがとう。いつもごめんね」
私も毎回同じセリフを湊斗に伝え、先に学校へと向かう。
毎回泣きそうになるのはなんでだろうか。
目も合わせてくれなくなったから?静かに涙を拭いながら学校まで歩いた。
電車に乗る時だけ私が人に接触しないように壁側や女の人の方へ追いやってくれるから、どうしても仲良かった時の優しい湊斗を思い出して胸がぎゅっと締め付けられるんだ。
「‥先行って」
電車を乗り終えて学校まで距離あるところでいつもこれだけ言われる。
「うん、湊斗ありがとう。いつもごめんね」
私も毎回同じセリフを湊斗に伝え、先に学校へと向かう。
毎回泣きそうになるのはなんでだろうか。
目も合わせてくれなくなったから?静かに涙を拭いながら学校まで歩いた。