幼なじみと両思いになるまで
湊斗SIDE②
「この神山さんの写真ばら撒いて欲しくなければ、そろそろ私と会話して欲しいなー」
西園寺の携帯電話に目線を向けると、未唯が女子更衣室で着替えてる下着姿の写真だった。
「脅し?つーか普通にその写真犯罪だろ」
「やっぱり神山さんの話したら反応してくれるんだ、執事がくれたデータ通りなんだね。湊斗くんさー西園寺グループって知ってる?」
「‥何したら満足?」
「私の彼氏になって!」
「ふっなにそれ。わざわざそのために転校してきたんだ、西園寺グループのお嬢様が俺ごときと付き合いたくて犯罪までするんだね」
皮肉で言ったつもりなのに、俺がOKするんだって確信したのか、西園寺は目をキラキラさせてて、単純にキモいなーって思った。
「彼氏全然いいけど、写真は元データごと消せ。あと神山には手出さないの約束しろ。俺と幼なじみってだけで中学の時も嫌な思いさせてるんだよねー執事とやらのデータにも記載あっただろ?」
あえて幼なじみなことを強調させて、被害は最小限にしたい。
西園寺の携帯電話に目線を向けると、未唯が女子更衣室で着替えてる下着姿の写真だった。
「脅し?つーか普通にその写真犯罪だろ」
「やっぱり神山さんの話したら反応してくれるんだ、執事がくれたデータ通りなんだね。湊斗くんさー西園寺グループって知ってる?」
「‥何したら満足?」
「私の彼氏になって!」
「ふっなにそれ。わざわざそのために転校してきたんだ、西園寺グループのお嬢様が俺ごときと付き合いたくて犯罪までするんだね」
皮肉で言ったつもりなのに、俺がOKするんだって確信したのか、西園寺は目をキラキラさせてて、単純にキモいなーって思った。
「彼氏全然いいけど、写真は元データごと消せ。あと神山には手出さないの約束しろ。俺と幼なじみってだけで中学の時も嫌な思いさせてるんだよねー執事とやらのデータにも記載あっただろ?」
あえて幼なじみなことを強調させて、被害は最小限にしたい。