幼なじみと両思いになるまで
あっという間に放課後になり、部活がある人は部活へ行くし、友達同士で固まってまだ帰らない人もいた。
「神山、今日放課後予定ある?」
「え、どうして?」
「サッカー見に来ない?」
「ごめん、行けないや」
そう言うと鈴木くんの顔が曇った。
「お母さんに早く帰ってきてってLINEがあって、急いで帰ろうと思ってて」
そう伝えるとホッとしたような表情に戻り、
「なんだ、そういうことね。だったらまた誘うね!」
と言われ、「‥うん」というしかなかった。
「湊斗ー行くぞー」
そう陸くんの声がする方へ見ると、湊斗も帰るとこのようで、
なんだ‥陸くんと一緒ってことはあんなに嫌がってたのに合コンに行っちゃうんだって思った。
「神山、今日放課後予定ある?」
「え、どうして?」
「サッカー見に来ない?」
「ごめん、行けないや」
そう言うと鈴木くんの顔が曇った。
「お母さんに早く帰ってきてってLINEがあって、急いで帰ろうと思ってて」
そう伝えるとホッとしたような表情に戻り、
「なんだ、そういうことね。だったらまた誘うね!」
と言われ、「‥うん」というしかなかった。
「湊斗ー行くぞー」
そう陸くんの声がする方へ見ると、湊斗も帰るとこのようで、
なんだ‥陸くんと一緒ってことはあんなに嫌がってたのに合コンに行っちゃうんだって思った。