素直になって甘えてほしい〜強がる彼女の事情〜
時間は18時から朝の5時、夜道が怖い未央は冬の間を少し我慢すれば比較的明るい時間帯だ。
店長に家の事情も話して税金や保険の事を知った。
店長は男性だったけど、店内のキャストは女性だけで若い人が多い
睡眠時間は大学の始まるまでと授業終わりから開店までの時間しかないけど慣れるしかなかった。
店ではみいちゃんと呼ばれることに決まり翌週から過酷なバイトの日々が続く…
友達に遊びに誘われても断っていた未央は2年生になると1人で行動していた。
家とバイトの往復が続く。
あ〜あ、帰り道が暗くなってきたなぁ…
朝の5時過ぎは寒くてつらくなってきていた大学2年の冬だった。
マンションは住み替えも考えたが次の更新まで住むことにしたのはやはり大学から近いということで睡眠時間の確保のためだ。
年末近くになり、店は忘年会シーズンで忙しくなっていた。