Rainbow moon...

夢を見た。
遠くに見えるのは小さい頃の空冬に風夏先生、そして多分寧々さん。
みんなが私の名前を呼んでくれている。私も手を振りながらみんなの所へ行こうとした。その時バタンとコケてしまって周りも真っ暗。キョロキョロしていると笑い声が近づいてきた。
「何転んでんだよ。だっせぇ」
「ことちゃん立てなくなっちゃうんだよ」
「だんだんお話も出来なくなっちゃうんだよ」
「かわいそう。もう友達じゃないから」

なんでそんなこと言うんだろう。聞きたくない。
必死に耳を押さえようとするのに3人の笑い声がずっと聞こえてる。

怖い。嫌だ。そんな事言わないで？置いていかないで。
私も一緒に遊びたい。冬はスケートに行って夏はスイカ割りして⋯ずっと一緒だった。それが出来なくなっちゃうのが私の病気なの？