大好きだから私はあなたを忘れた
「えっ、いいの?」
「当たり前じゃん。つくろ!」
そういって瑠奈は、にこっと笑った。
「うちにチーズケーキつくる機械あるんだけどそれでもやろ!」
そういえば、前にお母さんがチーズケーキつくってたな、というのを思い出して言った。
「え、やろやろ!いつにする?」
「いつでも空いてる。暇人なんで!」
私がドヤ顔で言うと、瑠奈がぷっと笑った。
「じゃ、次の土曜日は?」
「いいよー。ほんとにいつでも暇だからね」
「やっばあ。めっちゃ楽しみ」
そう言って瑠奈は、部屋にあった壁にかかっているカレンダーの土曜日のところに『玲衣とケーキ作る』とかいた。
「今日何曜日?」
「水曜日。あと三日だあーっ!てか、玲衣は日にち忘れすぎ」
私はよく、日にちや曜日がわからなくなる。
授業のノートに日付は書いているけど、そんなので覚えれるわけもない。
逆に瑠奈は、その日の日付、曜日を考えもせず答えられる。
「なんでそんなすぐに答えれるの」
「んーっ、なんでって言われてもわかんないや。でもさ、なんか、今日はこんなことあったなーって寝る前考えてたら覚えるんだよね」
瑠奈の言っていることは全くと言っていいほど理解できなかったけど、そういう瑠奈が、急に羨ましいと思った。
どこが、とかはわからないけど。
「当たり前じゃん。つくろ!」
そういって瑠奈は、にこっと笑った。
「うちにチーズケーキつくる機械あるんだけどそれでもやろ!」
そういえば、前にお母さんがチーズケーキつくってたな、というのを思い出して言った。
「え、やろやろ!いつにする?」
「いつでも空いてる。暇人なんで!」
私がドヤ顔で言うと、瑠奈がぷっと笑った。
「じゃ、次の土曜日は?」
「いいよー。ほんとにいつでも暇だからね」
「やっばあ。めっちゃ楽しみ」
そう言って瑠奈は、部屋にあった壁にかかっているカレンダーの土曜日のところに『玲衣とケーキ作る』とかいた。
「今日何曜日?」
「水曜日。あと三日だあーっ!てか、玲衣は日にち忘れすぎ」
私はよく、日にちや曜日がわからなくなる。
授業のノートに日付は書いているけど、そんなので覚えれるわけもない。
逆に瑠奈は、その日の日付、曜日を考えもせず答えられる。
「なんでそんなすぐに答えれるの」
「んーっ、なんでって言われてもわかんないや。でもさ、なんか、今日はこんなことあったなーって寝る前考えてたら覚えるんだよね」
瑠奈の言っていることは全くと言っていいほど理解できなかったけど、そういう瑠奈が、急に羨ましいと思った。
どこが、とかはわからないけど。