大好きだから私はあなたを忘れた
少し考えたけど、別に悪いことじゃないし、と話すことにした。
「瑠奈に呼ばれて、瑠奈の彼氏紹介された」
「ふうん。で、誰?」
それを聞くとは思わなくてびっくりする。
「え、なんで?」
「気になったから」
あれ、もしかして蓮馬って瑠奈のこと好きだったりする!?
それだったら、こんなに聞いてくるのもわかる。
そう思ったらもう、そうとしか思えなくて、お先真っ暗という言葉がぴったりだった。
「で、誰」
ここで黙るのも変だと思い、思い切って言った。
「……二組の、西原悠馬って人だってさ」
そう言ったら、蓮馬が立ち止まった。
そして立ち止まって話し始めた。
「どうしたの?友達?」
「一応、結構仲良い友達だけど……」
さっきから蓮馬の様子が変だ。
その西原悠馬って人になにかあるのだろうか。
「だけど?」
「……なんでもない」
「なに?何かあるの?」
もしかして、西原さんに瑠奈が好きなことを言っていたのにとられたとかそういうこと?
考えれば考えるほど、胸がずきんと痛む。
「あいつは……悠馬には……彼女がいたはずだけど」
「えっ!?」
思ったより大きな声が出た。
どういうこと?
「どういうこと?」
「瑠奈に呼ばれて、瑠奈の彼氏紹介された」
「ふうん。で、誰?」
それを聞くとは思わなくてびっくりする。
「え、なんで?」
「気になったから」
あれ、もしかして蓮馬って瑠奈のこと好きだったりする!?
それだったら、こんなに聞いてくるのもわかる。
そう思ったらもう、そうとしか思えなくて、お先真っ暗という言葉がぴったりだった。
「で、誰」
ここで黙るのも変だと思い、思い切って言った。
「……二組の、西原悠馬って人だってさ」
そう言ったら、蓮馬が立ち止まった。
そして立ち止まって話し始めた。
「どうしたの?友達?」
「一応、結構仲良い友達だけど……」
さっきから蓮馬の様子が変だ。
その西原悠馬って人になにかあるのだろうか。
「だけど?」
「……なんでもない」
「なに?何かあるの?」
もしかして、西原さんに瑠奈が好きなことを言っていたのにとられたとかそういうこと?
考えれば考えるほど、胸がずきんと痛む。
「あいつは……悠馬には……彼女がいたはずだけど」
「えっ!?」
思ったより大きな声が出た。
どういうこと?
「どういうこと?」