たまさか猫日和
忙しすぎる一日を終え、ほうほうの体で家までたどり着いた。
時刻は十時二十分。
入口を確認する。
うん、まだ無い。
明日は休みだ。
今日こそ、とっ捕まえたい。
あ〜〜〜〜しかし、疲れた。
夕飯、どうしよ。
今日もラーメンかな……
「おい」
の声で振り返ると、海星が立っていた。
「あれ?なに?」
「お前、こんな時間に帰ってくんの?」
「繁忙期だもん」
「スマホ見てないのか?」
「昼から見てない」
海星がため息をついた。
「アレどうにかしないと。困るだろ?」
「だから、今日はコレ借りてきた」
庭に捕獲器が置いてある。
友部さんに頼んでおいたのだ。
「俺も泊まる」
「それはありがたい!」
実は思っていた。
私一人で、トムと故ジェリーには対応致しかねると。
「明日も早いのに悪いね」
と、家へ招き入れる。
「別に俺、あんま寝ないから」
No reasonも昔は定休日があった。
堀切商店街自体が月曜休みの店が多かったから、それにならっていた。
ところが常連ジーサンズが「どこで朝メシ食えってんだ」と騒ぐので、今はほぼ無休だ。土、日だけ閉店時間が、18時から17時に早まるのみ。
時刻は十時二十分。
入口を確認する。
うん、まだ無い。
明日は休みだ。
今日こそ、とっ捕まえたい。
あ〜〜〜〜しかし、疲れた。
夕飯、どうしよ。
今日もラーメンかな……
「おい」
の声で振り返ると、海星が立っていた。
「あれ?なに?」
「お前、こんな時間に帰ってくんの?」
「繁忙期だもん」
「スマホ見てないのか?」
「昼から見てない」
海星がため息をついた。
「アレどうにかしないと。困るだろ?」
「だから、今日はコレ借りてきた」
庭に捕獲器が置いてある。
友部さんに頼んでおいたのだ。
「俺も泊まる」
「それはありがたい!」
実は思っていた。
私一人で、トムと故ジェリーには対応致しかねると。
「明日も早いのに悪いね」
と、家へ招き入れる。
「別に俺、あんま寝ないから」
No reasonも昔は定休日があった。
堀切商店街自体が月曜休みの店が多かったから、それにならっていた。
ところが常連ジーサンズが「どこで朝メシ食えってんだ」と騒ぐので、今はほぼ無休だ。土、日だけ閉店時間が、18時から17時に早まるのみ。