年上男性にてのひらの上で転がされて困っています
プロローグ
プロローグ
「本日より中途入社しました照永です、よろしくお願いします」
何の変哲もない日常の一つだった。
自分より少し年上の男性が入社してきた。
ただそれだけ。
「千葉さん、ここの操作をちょっと忘れてしまって……」
「あぁ、それはこのタブを選んで、これを広げると……ほら、選択肢が出てきました」
「そうだそうだ、ここだった。ありがとうございます」
ただ、年上の後輩が出来ただけだった。のに。
仲良くなったのはいい結果に導かれたから?
それとも、違う結果が待ち構えているの?
どんな気持ちで、そんな話を持ち掛けてきたの?
何の変哲もない日常の一つだった。
自分より少し年上の男性が入社してきた。
ただそれだけ。
「千葉さん、ここの操作をちょっと忘れてしまって……」
「あぁ、それはこのタブを選んで、これを広げると……ほら、選択肢が出てきました」
「そうだそうだ、ここだった。ありがとうございます」
ただ、年上の後輩が出来ただけだった。のに。
仲良くなったのはいい結果に導かれたから?
それとも、違う結果が待ち構えているの?
どんな気持ちで、そんな話を持ち掛けてきたの?