年上男性にてのひらの上で転がされて困っています
 LINEの通知音が鳴ったのは、メッセージを送ってからおおよそ20分が経った頃だった。

 千葉がLINEの通知に気付いたのはそれからさらに5分ほど経った頃。


 照永『おつかれさまです いいですね 行きましょうか!』


 え。

 行くんだ。

 え? 本当だったの? 一緒に出掛けるとかってのも本当の事なのかな?

 いや、その前に今はお風呂だ。返信しなきゃ。


 千葉『晩御飯食べたら連絡しますね、車どうしましょ? 2台で行くのは面倒ですよね?』


 車のこと聞いちゃったけど、1台でってなったら、近所とはいえ2人でドライブってことだよね、いや、まあ、いいんだけど。


 照永『車は僕が出します お時間決まったらコンビニの駐車場まで行きますよ』

 千葉『わかりましたー、じゃあ甘えさせてもらいます。準備できたら連絡しますね』

 照永『(了解ですスタンプ)』
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