年上男性にてのひらの上で転がされて困っています
 明日の事いろいろ考えてたけど、気付いたらこんな時間だし。

 『私のことどう思ってるんですか?』って、聞く予定ではいるけど、それってよく考えたら『私のこと好きですか?』って聞くようなものだよね。

 つまりは遠回しに告白するような雰囲気になったりするんじゃない?

 そ、そんなこと聞けるかな。




 その後も悶々と考えを巡らせたまま夜10時。

 何か食べなければと作っておいたサラダだけ食べて明日に備えて眠ることにした。

 布団に入ってからもしばらく頭から照永のことが離れず、明日のことも楽しみでなかなか寝付けなかった。




 明日着て行く服は決めたし、午後から準備すれば十分間に合うよね。

 午後からシャワー浴びて……。

 沢山歩くと思うから午前中はしっかり休んで疲れないようにしないと。




 そんな感じで色々と考えているうちに千葉の意識はゆっくりと遠のいていった。
< 261 / 304 >

この作品をシェア

pagetop