年上男性にてのひらの上で転がされて困っています


 千葉『照永さんが心配で……。一度断られた記憶がありますけど、ほんとにうちに来ませんか?
    逃げ場所にしてもらって全然構わないですよ。 それでも遠慮されるかもですが……(汗顔アイコン)』

 照永『お気持ちだけありがたくいただきます(笑顔アイコン) いつもありがとう(泣き顔アイコン)』

 千葉『じゃあ、私も今日は休む日にします。 明日元気だったら連絡くださいね(笑顔アイコン)』


 悩みながらメッセージを打ち込んでいたこともあり、気付けば12時半を過ぎていた。

 布団の上に座り込んでスマホを操作していた千葉は一息ついてスマホを枕元に置き、そのまま布団に潜りこんだ。




 ショックだ……。

 ショックすぎる。

 会いたかったなー……。

 会えなかったなー……。

 『許してください』か……。

 そんなこと言われたら怒れないよ。

 わがままも言えないよ。
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