年上男性にてのひらの上で転がされて困っています
金色にペイントされた餅が2つ重なっている。
『これ! 新作だ!』
千葉はすぐに気付いた。
よくみると背面に何か書いてある。
ゆっくりと袋を開き確認するとそのイラストレーターの直筆サインが書かれていた。
「それ、新作のやつ」
演出が近付いてきてこっそりと教えてくれた。
「ほら、知り合いだからさ『サイン書いて』って言って書いてもらった」
深々と頭を下げる千葉。
「ひれ伏すがいい」
そう言いながら笑う演出。
袋越しに一通り眺めた後、近くに居た役者仲間に千葉は話しかけた。
「明日、誕生日なの」
「あ、そうだそうだ、明日だよね」
「なんか、誕生日プレゼント貰ったみたいですっごい嬉しい!」
「明日おめでとう!」
「明日おめでとう!」
数人から明日を祝ってもらった千葉は、
「明日ありがとう!」
と返した。
そんな和やかな雰囲気のまま稽古が始まり、しっかりとリフレッシュした状態で帰宅した千葉は久しぶりにしっかりと眠ることが出来た。
『これ! 新作だ!』
千葉はすぐに気付いた。
よくみると背面に何か書いてある。
ゆっくりと袋を開き確認するとそのイラストレーターの直筆サインが書かれていた。
「それ、新作のやつ」
演出が近付いてきてこっそりと教えてくれた。
「ほら、知り合いだからさ『サイン書いて』って言って書いてもらった」
深々と頭を下げる千葉。
「ひれ伏すがいい」
そう言いながら笑う演出。
袋越しに一通り眺めた後、近くに居た役者仲間に千葉は話しかけた。
「明日、誕生日なの」
「あ、そうだそうだ、明日だよね」
「なんか、誕生日プレゼント貰ったみたいですっごい嬉しい!」
「明日おめでとう!」
「明日おめでとう!」
数人から明日を祝ってもらった千葉は、
「明日ありがとう!」
と返した。
そんな和やかな雰囲気のまま稽古が始まり、しっかりとリフレッシュした状態で帰宅した千葉は久しぶりにしっかりと眠ることが出来た。