極道彼女-マヂ勘弁-
「聡クンだっけ?極秘殺高校に通ってるんだってね?」
「あーはい…そうです。」
「そこねーあたしの彼氏も通ってるんだ♪」
「…彼氏いるんすね。」
「なあに?残念だった?」
ニヤリと笑うその顔が
なんか少しムカついた
「いえ。俺も彼女いるんで…」
「へぇ…」
「すいません。俺帰ります!」
この人なんか嫌だ…
なんでだろう
嫌な感じがする
瑞貴をおいて
速足で店をでた
「聡のやつどうしたんだ?」
聡の後姿を
みつめるつばきは
何か嫌な笑顔を
みせていた…
「クスッ…聡クンかあ…いいかも♪」