王国を追放された伯爵令嬢は隣国で幸せに暮らします!!
告白
レオナルドにウィリアムと話がしたいと伝えたところ、これから会えることになった。
〜ウィリアムの執務室〜
「失礼いたします。ウィリアム様」
「マリアンヌ嬢、話とは何だい?」
「そ、その…ウィリアム様はいつもきちんと気持ちを伝えてくださいます。ですから私もきちんとお伝えするべきだと思いまして…」
つい早口になる。
「私は……私は学園にいた頃からウィリアム様が何度も助けてくださったこと、本当に感謝しています。ありがとうございます」
「いや、当然のことをしたまでだよ」
「当然なんてことありません。当たり前のように人助けができること自体が凄いことですから…。で、ですから、その……私はウィリアム様のことが好きです!!」
言った。ついに言ってしまったのだ。
「ウィリアム様?」
ウィリアムは固まっている。
「………本当に?」
「はっ、はい!!本当です」
「っ!! 嬉しいよ!! ありがとうマリアンヌ嬢!!」
そう言って優しく抱きしめられる。
とても温かい。
「それは私のセリフですわ。いつもありがとうございます」
「あっ、そうだ!! 俺のことウィルって呼んでくれないかな」
「ウィル様…」
「ウィルでいいよ」
「っ分かりました、ウィル。では私のことはマリーとお呼びください」
「ああ、マリー」
〜ウィリアムの執務室〜
「失礼いたします。ウィリアム様」
「マリアンヌ嬢、話とは何だい?」
「そ、その…ウィリアム様はいつもきちんと気持ちを伝えてくださいます。ですから私もきちんとお伝えするべきだと思いまして…」
つい早口になる。
「私は……私は学園にいた頃からウィリアム様が何度も助けてくださったこと、本当に感謝しています。ありがとうございます」
「いや、当然のことをしたまでだよ」
「当然なんてことありません。当たり前のように人助けができること自体が凄いことですから…。で、ですから、その……私はウィリアム様のことが好きです!!」
言った。ついに言ってしまったのだ。
「ウィリアム様?」
ウィリアムは固まっている。
「………本当に?」
「はっ、はい!!本当です」
「っ!! 嬉しいよ!! ありがとうマリアンヌ嬢!!」
そう言って優しく抱きしめられる。
とても温かい。
「それは私のセリフですわ。いつもありがとうございます」
「あっ、そうだ!! 俺のことウィルって呼んでくれないかな」
「ウィル様…」
「ウィルでいいよ」
「っ分かりました、ウィル。では私のことはマリーとお呼びください」
「ああ、マリー」