水の降る日
空から涙が降る
香りと共に
私の元へ落ちてくる
ネオンがぼやける
目の前がぼやける
月光の見えない夜
涙に打たれたい
全身濡れて
私の涙もいっしょに流して
汚い私の涙も共に
どこか遠くへ流れていって
そして私の知らないところで綺麗になって
涙に打たれたい夜があった
何も気にせず
私の心も流せたら
どんなに楽になれるのかな
たくさんの涙を全身で受け止めた時
私は私を感じたんだ
だから
何も聞かないで
帰りを待っていて
いつか鮮明になる日が来るから