親愛なる魔王の君へ#外伝~魔王になったので、世界平和を目指します!~
「母さんと父さんの戦いを見るの、かっこよくて、すっごく好きで……だから、もう一度見てみたかったの!」
「あら、嬉しいこと言ってくれちゃって……でも!」
母さんは、俺に近づくと俺と目線を合わせる。
「誰にも伝えずに、カラミティの外に出るのはダメ。お母さんはね、クロードがモンスターに襲われるのを見たくないの」
そう言って、母さんは俺の頭を撫でた。
「……あ、そうだ」
母さんは俺の頭を撫でていた手を止めると、服のポケットから1枚の手紙を取り出す。
「はい、手紙。クロード宛だよ」
手紙を俺に差し出しながら、母さんは言った。
「……手紙?誰から?」
俺が問いかけると、母さんは「おじいちゃんから」と返す。
「おじいちゃんから?何だろう……」
手紙を受け取って、俺は手紙に目を通した。見覚えのある字が、紙に綴られている。
「…………っ!母さん、おじいちゃんが入学するまでに遊びにおいでって!」
「良かったね。でも、1人は危ないから……」
「母さんか父さんが一緒なら、いいでしょ!?ねっ?」
俺がそう言うと、母さんは「……分かった」と頷いてくれた。
「やった!おじいちゃんに会える!楽しみだな~」
「あら、嬉しいこと言ってくれちゃって……でも!」
母さんは、俺に近づくと俺と目線を合わせる。
「誰にも伝えずに、カラミティの外に出るのはダメ。お母さんはね、クロードがモンスターに襲われるのを見たくないの」
そう言って、母さんは俺の頭を撫でた。
「……あ、そうだ」
母さんは俺の頭を撫でていた手を止めると、服のポケットから1枚の手紙を取り出す。
「はい、手紙。クロード宛だよ」
手紙を俺に差し出しながら、母さんは言った。
「……手紙?誰から?」
俺が問いかけると、母さんは「おじいちゃんから」と返す。
「おじいちゃんから?何だろう……」
手紙を受け取って、俺は手紙に目を通した。見覚えのある字が、紙に綴られている。
「…………っ!母さん、おじいちゃんが入学するまでに遊びにおいでって!」
「良かったね。でも、1人は危ないから……」
「母さんか父さんが一緒なら、いいでしょ!?ねっ?」
俺がそう言うと、母さんは「……分かった」と頷いてくれた。
「やった!おじいちゃんに会える!楽しみだな~」