メール
最後
メール受信中、、、。


「よしきだけど、LINE登録宜しくID→xyz0505」

xyz0505あっLINEのよしきさんのトップ画、

犬と一緒の写ってて可愛い。早速、

「よろしく。優花」とスタンプを打つ。

「何処行きたい?よしき」

「私、水族館行きたい。優花」

「うん。いいよ。じゃあ、日曜日、10:00に品川駅

で。また。よしき」

その日はやってきた。9:45ちょっと早く来てしま

った。

信号機は赤で、歩道の前で確認すると、

品川駅前のマックの前に1人だけ背の高い男性が

立っていた。

目立っていた。 

あの人かな。

恐る恐る近づいてみると、よしきさんは軽く会釈

して、

「初めまして、よしきです。宜しく。」

とだけ言った。私は、

「優花です。初めまして、宜しくお願いします。」

と言った。

「じゃあ、早速、水族館行きましょう。」

と、よしきさんはエスコートしてくれた。

坂を登ってちょっとすると、向こうから手を繋い

できた。

びっくりしたが嬉しかった。

「魚で何が好き?俺クラゲ。」

「クラゲって魚じゃないし。あはは。」

と楽しい会話を交えながら水族館へ向かった。

日曜日なのにあまり混んでなかった。

窓口で、

「大人のチケット2枚。」と、

よしきさんが2枚分払ってくれた。

「ありがとう。チケット。」

「ううん。じゃあ、行こう。」

水族館に、入るとメリーゴーランドがあってそれ

を通り過ぎると、水槽が連なり、可愛く小さい魚

が泳いでいた。

急によしきさんが手を引っ張ってクラゲの水槽の

前まできたら、突然で

「俺と付き合って下さい。」

と突然言うから、

「あっ。はい。」

と二つ返事で答えると。突然キスされた。

クラゲは悠悠とプカプカ浮いて、その情景が脳裏

に焼き付いた。

私たち付き合ってるんだよね?!

騙されてないよね?!

水族館を出ると

「お腹空いたね。マックでいいかな。」

近くにマックがあったから、そう言ったのだと思

う。

「うん。いいよ。」

私の手を引っ張ってマックのお姉さんの前で、

「チーズバーガーセットでいい?優花ちゃん。

ポテトとコーラで。あとスマイル一つ。良いこと

あったからね、俺達付き合ってるんです。」

とマックのお姉さんの前で大きい声で言った。

恥ずかしくて、

「やめて~!」

と小声で言ってしまった。でも嬉しかった。

「お待たせいたしました。チーズバーガーセット

お2つ。ポテトとコーラで。」

チーズバーガーを食べてると、

「これ、プレゼント!開けてみて。」

と小さな袋を開けると、

「わっ。可愛い!イルカのピンクとブルーのキー

ホルダー。お揃い??」

「そうだよ。俺がブルーで、優花ちゃんピンクね

お揃い。」

片手で持った揺れるピンクとブルーのイルカのキ

ーホルダーをコーラを飲んでるよしきさんの顔を

透かしながら、見惚れていた。

大学四年間、よしきさんと、お付き合いして、

水族館、カラオケ、遊園地、たまに旅行に行っ

て、見事ゴールイン。

結婚おめでとう。

「優花。色々あったけど、良い人見つかって良か

ったね!本当におめでとう!」

「美香。私、一生幸せになります。ありがとう。」

まちに待った運命の人は、背がちょっと高く普通

の人でしたが、

皆さんの運命感じた人はどんな人ですか?


私、結構幸せです🍀
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

彼女が恋をしたのは。

総文字数/10,000

恋愛(その他)15ページ

第5回noicomiマンガシナリオ大賞エントリー中
表紙を見る
学園、フォーリンラブ

総文字数/6,244

恋愛(学園)15ページ

表紙を見る
黄昏、ラプソディー

総文字数/9,668

恋愛(純愛)13ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop