教壇、我愛你。
やっぱり好き
外にでてすぐ思ったことは、

「学生達に会いたい!」

思い立ったその日の水曜日、学校へ連絡した。

「東京国際文化教育語学院です。」と事務局長が電話にでた。

「先生。お久しぶりですお元気ですか。」とだけそう告げた。

事務局長は、「篠原先生!お久しぶりですお元気でしたか?」とそう答えてくれた。

「私は元気です。もし先生よろしければ、学生の皆に会いたいのですが、、。」と言うと、

「よろしければ、是非学校へいらしてください。」と、

入院してから月日は経って、周りまわって丁度

春の3月の卒業式シーズンでもあった。

つかさず私は、

「卒業式、近いと思うので、良かったら、、

皆の卒業式、私でてもいいですか?」とせって聞くと、

「もちろんいいですよ。」

と卒業式の日時を聞いて、その日の卒業式を迎えた。

 「卒業証書授与。」

校長先生が一人一人の生徒に卒業証書を手渡すと、

私はその姿をみて涙が伝った。私にとってあっと

いう間の空白の長い3年間であったが、

皆の心にはその3年間、どう映ったのであろうか、、。

卒業式が終われると、「篠原先生~!」と生徒たちに声を掛けられ、

一人一人に手紙とハンカチを渡した。

「皆、卒業しても頑張って下さい。」とだけそう告げた。

「先生、ありがとうございました。」と学生にそう言われながら。


先生は、皆に手紙を書きます。


先生は、長い長い旅に出ます。長い旅になりそうです。

今度皆さんとお会いできる時は、元気な姿になってまたお逢いしましょう。

それでは、お元気で。 篠原 瑞恵
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