冷たい月 ー双子の幼なじみと消えない夜の傷あとー
試験結果の順位が廊下に貼り出される日。
自分の順位は今まで気にしたことが無かったし、志月がずっと当たり前に一位だったから、こんなにドキドキしながらこの紙を見るのは初めて。
上位五十名の順位と氏名と点数が掲載された紙を、後ろの方からゆっくり見ていく。
二十位……十位……
五位、四位、三位……
まだ、どちらの名前も無い。
一瞬目を閉じて、深呼吸して目を開ける。
【二位 一之瀬架月】
【一位 一之瀬志月】
「魔王もすごいけど、さっすが王子」
星良が感心しながら言う。
二人の点差はたったの4点だった。
「あぶなかったな」
二人の名前を見つめてたら、後ろから声をかけられた。
「志月」
「これで堂々と陽波の彼氏を名乗れる」
「うん」
わかりきってた、当たり前の結果。
志月が私に微笑みかける。
「陽波、ちょっと話いい?」
自分の順位は今まで気にしたことが無かったし、志月がずっと当たり前に一位だったから、こんなにドキドキしながらこの紙を見るのは初めて。
上位五十名の順位と氏名と点数が掲載された紙を、後ろの方からゆっくり見ていく。
二十位……十位……
五位、四位、三位……
まだ、どちらの名前も無い。
一瞬目を閉じて、深呼吸して目を開ける。
【二位 一之瀬架月】
【一位 一之瀬志月】
「魔王もすごいけど、さっすが王子」
星良が感心しながら言う。
二人の点差はたったの4点だった。
「あぶなかったな」
二人の名前を見つめてたら、後ろから声をかけられた。
「志月」
「これで堂々と陽波の彼氏を名乗れる」
「うん」
わかりきってた、当たり前の結果。
志月が私に微笑みかける。
「陽波、ちょっと話いい?」