女好きの最低男がなぜか私だけ溺愛してくる
「こ、答えって、まさか」
「あなたと付き合うってことよ!」

小泉大樹の表情が一気に晴れ渡る。
次の瞬間舞の体敗退くらいに抱きしめられていた。

「いやったぁぁ!」
小泉大樹の歓喜の声が、就業開始前の廊下に響き渡ったのだった。
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