年下の彼はキャラメルナッツ〜NTR女子は癒しのイケメン男子との縁を再び手繰り寄せる
「一人暮らしの住まいにしてはかなり大き…」

沙夜は彗が言い終わる前に
「私、1週間分とか食材をストックしたりするから!
だから、大きい方が便利で…」
「そ、そうなんだ」

いきなり早口で語る沙夜に
少し圧倒された彗だったが

「うん、そしたら今度、その食材を使った沙夜の手料理が食べたいな」

と言うと、沙夜はホッとした様子で

「頑張りマス 彗の好きな料理のジャンルって何?洋食…和食…中華?」

「以前はハンバーグ一辺倒だったけど、今は結構和食寄り?親子丼とか肉じゃが」

「承りました、けど味の方はあまり期待しないで」
と言った

沙夜が温かい緑茶をテーブルに置くと
彗はそれを飲みながら
「少し飲み過ぎたからね、沁みる亅

と言った
そして沙夜に

「ココ、ここに来て」

とソファに座っている自分の隣を指差す

沙夜がそれに従って隣に座ると
沙夜を抱き寄せた
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