極上の男を買いました~初対面から育む溺愛の味~
「でさ、確かにプライベートのパートナーにはなれなかったけど、俺たちの仲だろ? 仕事のパートナーにはしてくんない?」
「……は?」
「だからさ、インコネとの企画の件。営業の担当者は俺を推してよ」
何を言っているのか。言葉の意味がわかるが理解が追いつかず唖然としていると、亮介が私に一歩ずつ近付いてくる。
もう彼には許していない距離感まで近付かれ、私は慌てて後退った。
“確かに亮介の部署は営業開発課だけど”
簡単に言えばシステムを弄れる営業部。
得意先の窓口として対応することがほとんどだが、今回のような業務提携や共同企画なんかをする時は営業開発課がかなり発言権を持つ。
だからこそ普段は企画広報課から依頼を入れて顔合わせの場に営業開発課からも人員を出して貰うことが多いのだが、今回の場合はシステム開発はインコネ側に依頼すると上司とも話し合いそのような企画書を作って来ていたので必要はなかった。
その事を説明しさっさと会議室へ行きたいのだが、どんどん距離を詰める亮介に戸惑い上手く言葉が出ない。
「……は?」
「だからさ、インコネとの企画の件。営業の担当者は俺を推してよ」
何を言っているのか。言葉の意味がわかるが理解が追いつかず唖然としていると、亮介が私に一歩ずつ近付いてくる。
もう彼には許していない距離感まで近付かれ、私は慌てて後退った。
“確かに亮介の部署は営業開発課だけど”
簡単に言えばシステムを弄れる営業部。
得意先の窓口として対応することがほとんどだが、今回のような業務提携や共同企画なんかをする時は営業開発課がかなり発言権を持つ。
だからこそ普段は企画広報課から依頼を入れて顔合わせの場に営業開発課からも人員を出して貰うことが多いのだが、今回の場合はシステム開発はインコネ側に依頼すると上司とも話し合いそのような企画書を作って来ていたので必要はなかった。
その事を説明しさっさと会議室へ行きたいのだが、どんどん距離を詰める亮介に戸惑い上手く言葉が出ない。