遥か彼方の空の向こうに
ねぇ美羽、

君の笑顔を他の誰かに見せないで、

幸せな顔を僕にしてよ、

なんであいつなの、

なんで僕じゃないの、

お願いだよ…

そんな顔をあいつに向かってしないでよ、


僕はこれ以上ここにいると怒りともやもやと悲しみで押しつぶされそうだった。
「じゃあ、教室にもどるゎ!」
「あ、うん。またね!」
この気持ちはなんなんだろう。
誰か教えてよ、
お願いだよ…

「それ、嫉妬でしょ!!??」
後ろで女子が話している声にビクッとする。
嫉妬…??
これは嫉妬なのか???
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