遥か彼方の空の向こうに
僕達は違うクラスにやって来た。

1年5組。

「お、おい、ここって…。」
「あぁ…。そうだ。ここは、あいつ、恍がいるところだ。」
━━━恍。
僕の友達で、
僕の好きな人の彼氏。

「恍!!!!」
僕は恍を呼んだ。

「おぉ、優利!!あの後心配したんだぞ!!電話にも出ねぇし。」
「ごめん、ごめん。でさ、放課後、屋上に来てくんねぇ??話あるんだ。」
「ん??あぁ、いいぜ。」
僕達は5組を後にし、
僕と一樹と夜里で先に屋上に行った。
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