遥か彼方の空の向こうに
今の僕の恋心は、
よくわからないんだ。

ドキドキもしない、
他の人と話しててもなんとも思わない、

ただ、
言えることは、
君の笑顔が輝いてて、
仕草がとても可愛らしくて、
とても優しい女の子なんだなって。

それでも、
君の辛い過去があって、たまに君を悲しませる。
手を差し伸べても、
ためらった君。

それでもいつか、
手を差し伸べ続ければ、
いつかは、
君が手を伸ばすことを願って、
今もこうして差し伸べ続けている。

そしていつかは辛い過去を、
軽く受け流せるようになる日がくると……。

僕はいつから君のことがこんなにも、
愛おしくて、
狂おしくて、
守ってあげたくて、

口にすることがこんなにも恥ずかしい。

それでも、
僕は願う。

お互い笑って過ごせる日がくることを。
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