Bitter Love〜無愛想な上司を助けたら、なぜか溺愛生活始まりました〜

忘れ物はないか入念にチェックしてからカバンを肩に提げ、アパートの鍵を開けようとする。



「……おと、かわ……」



ドアの取っ手に手をかけた時、不意に名前を呼ばれ、ビクッとする。


そーっと振り返るけど、寝言だったようでまだ寝ていた。


その事にほっとしながら気づかれないようにアパートを後にしたーー。
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