Bitter Love〜無愛想な上司を助けたら、なぜか溺愛生活始まりました〜
触られる度にビクッと身体が反応する。触り方が丁寧だけどとこかいやらしい。
「恥ずかしい……のも、ありますけど……」
「ん?なんだ」
「すみません、下着……あまり可愛くないのを着ていて……きゃ!」
こんなこと言わなくてもいいのはわかってるけど、どうしても我慢ならなかった。和馬さんには可愛いと思われたいから。
思い切って伝えたのに、和馬さんはプツプツと部屋着のボタンを外してくる。
「なんだ、そんなこと気にしてるのか?陽葵は何を着ても可愛い。そんなこと気にする必要が無くなるくらい、愛でてやるよ」
「和馬さん……大好き……ん、んぅ」
和馬さんはニヤリと笑うと、部屋着を脱がせる。甘いキスがくちびるから下へと降りていく。
身体に和馬さんのくちびるが触れる度に、くすぐったくなる。もっと、もっとと求めてしまう。
「……気持ちいいか?」
「は、い……」
クラクラする頭で、なんとか意識を保ち、和馬さんに身を委ねた。