嘘つきな天使と悪魔から溺愛されてます!
エピローグ
大雨が降る中傘もささず瞬きさえしない少女



ずっと同じところを見ているはずなのにその瞳には何も映らない



しばらくして歩き出した少女はある一軒の、どこにでもある家に入った




その家には少女以外に人がいる気配はない




少女は4人用の椅子に座りながら静かに涙を流していた



空の色が変わっても少女が泣き止むことはなく、やがて疲れたのか眠ってしまったーーーーーー
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