【完結】婚約破棄したら意地悪悪魔に目を付けられました!?(仮)
「えっ……!?」
なのになぜか、私の身体が聖一さんによって持ち上げられてしまう。
「ちょ、聖一さんっ!?」
私の身体はそのままベッドに沈められる。
「俺のこと煽った美耶子が悪い」
「えっ……!?」
そのまま聖一さんによって、私の服が脱がされてしまう。
「俺のことだけしか考えられないようにしてやるから、覚悟しろよ、美耶子」
耳元でそう囁かれた私は、まんまと聖一さんの身体によって、解かれていく。
「聖一、さんっ……もう、ダメッ……」
と呟くと、意地悪な聖一は私に「美耶子、もっと俺を感じていい。もっともっと、身体で俺を感じろ」と私の手を握る。
「ん……っ」
聖一さんの身体と熱と私の身体の熱が混ざり合い、激しく溶けていくのが分かる。
それは今まで感じたことのない、激しい熱情だった。 聖一さんの熱い体温が心地よくて、夢の中にいるみたいに感じた。
聖一さんの手はしなやかなのに美しい。なのにゴツゴツしていて、それが私の感じる部分をより深く、熱くしていく。
気づいたらいつの間にか、聖一さんは私の隣で眠っていた。 聖一さんの体温は、どうしてこんなに心地いいんだろう。
もう、離れたくない。
「聖一さん……大好きだよ」
悪魔の天才外科医は、私にとっては甘くて刺激的で、そして誰よりもストイックで、患者さん思いの素敵な医者だ。
彼は唯一無二の、天才外科医ーーー。
【完結】