前世の約束〜神の目を持つ敏腕社長は、純白オーラの秘書を慈しむ
「失礼します」
彼女が入って来た瞬間、ドクンと音を立てるほどに、胸の鼓動が跳ねる。
近くで見る彼女が放つ、混じり気のない、輝く純白のオーラに引き込まれる。
そして、初めて会うのに、何処かとても懐かしい。
何故だ…血が騒めく。
華やかさも無く、色白で愛らしい顔立ちは、年齢よりも幼く見える。
今まで関係を持った女性達は、艶めかしい女性達。
まさか、全く正反対の女性に、心揺さぶられるなんて…
本当は秘書なんて、必要ないんだが…
秘書に採用することを伝えると、彼女は、目を丸くして、俺を見た。
話をすると、戸惑う彼女が時々、見せる、愛くるしい笑顔に、初めて湧き上がる感情を抱く。
「ご指導よろしくお願いします」
その言葉にホッとした。
「秘書でしたら、1人暮らしの家は、会社から近い方がいいでしょうか?」
「家は用意しますよ。秘書として直ぐに私と行動出来るように、隣の部屋を準備しましょう」
冷静な俺が、隣に住む案を本能のままに、口に出してしまった。
「あの、お家賃はいくらでしょうか…」
「私有物件ですので、家賃はいりません。如何ですか?」
「ありがとうございます!祖父母に仕送りしたいので、助かります」
穏やかに微笑む彼女のオーラは、純白が更に輝く。
純白のオーラ『純粋・清廉潔白』は、見た目通りだ。
「仕送りですか?」
「はい。私、両親を早くに亡くして、祖父母に育てられましたので、恩返しがしたくて」
「そうですか…きっとその優しさに、お喜びになるでしょうね」
彼女が入って来た瞬間、ドクンと音を立てるほどに、胸の鼓動が跳ねる。
近くで見る彼女が放つ、混じり気のない、輝く純白のオーラに引き込まれる。
そして、初めて会うのに、何処かとても懐かしい。
何故だ…血が騒めく。
華やかさも無く、色白で愛らしい顔立ちは、年齢よりも幼く見える。
今まで関係を持った女性達は、艶めかしい女性達。
まさか、全く正反対の女性に、心揺さぶられるなんて…
本当は秘書なんて、必要ないんだが…
秘書に採用することを伝えると、彼女は、目を丸くして、俺を見た。
話をすると、戸惑う彼女が時々、見せる、愛くるしい笑顔に、初めて湧き上がる感情を抱く。
「ご指導よろしくお願いします」
その言葉にホッとした。
「秘書でしたら、1人暮らしの家は、会社から近い方がいいでしょうか?」
「家は用意しますよ。秘書として直ぐに私と行動出来るように、隣の部屋を準備しましょう」
冷静な俺が、隣に住む案を本能のままに、口に出してしまった。
「あの、お家賃はいくらでしょうか…」
「私有物件ですので、家賃はいりません。如何ですか?」
「ありがとうございます!祖父母に仕送りしたいので、助かります」
穏やかに微笑む彼女のオーラは、純白が更に輝く。
純白のオーラ『純粋・清廉潔白』は、見た目通りだ。
「仕送りですか?」
「はい。私、両親を早くに亡くして、祖父母に育てられましたので、恩返しがしたくて」
「そうですか…きっとその優しさに、お喜びになるでしょうね」