前世の約束〜神の目を持つ敏腕社長は、純白オーラの秘書を慈しむ
照れ笑いする純真無垢な笑顔。
収まらないこの胸のざわつきは、まさか…
いや、それは無いな。
俺が、7歳も年下の女性に愛情を抱くことなんて…
まして、一目惚れなんて、あり得ない。
ただ、探し求めていた純白のオーラに惹かれ、興味が出ただけだ。
純白のオーラなら、秘書として傍にいても、安心出来る。
それだけのこと…
そう自分に言い聞かせているが、そんな綺麗ごとじゃないか…
俺は今、嘘をついたと、自分のオーラで分かる。
彼女の純白を、他の男に汚させたくない。
きっと、それが俺の本心だ。
このまま純白でいてくれればいいが…
大企業の社長秘書として、そして、収入が増えることで、欲に目が眩み、純白の色が変わるかもしれない。
「では、引っ越しの詳細は、直接私が連絡をします。入社手続きのことは、採用担当が説明しますので、これから宜しくお願いします」
「こちらこそ、宜しくお願いします」
彼女を見送った後、ずっと昔から、宇河家を支えてくれた、富田家の血を引く父の秘書、富田さんに連絡をした。
「富田さん、申し訳ありませんが、隣の空き部屋を使いますので、早急にクリーニングをお願いします」
「承知しました。では、明日には全て整わせます」
「そこに私の秘書が住みますので」
「秘書…北斗様が?」
「自分の抱く感情に、俺自身が驚いています。ただ…」
「そうですね、感情は変わります。お部屋の事は、お任せください」
「宜しくお願いします」
小さい頃から俺の面倒を見てくれて、いつも俺の味方で、1番の理解者である富田さんなら安心だ。
電話を切った後、彼女の笑顔を思い出す。
彼女に会える日が、一緒に仕事を出来る日が、待ち遠しくて仕方ない。
収まらないこの胸のざわつきは、まさか…
いや、それは無いな。
俺が、7歳も年下の女性に愛情を抱くことなんて…
まして、一目惚れなんて、あり得ない。
ただ、探し求めていた純白のオーラに惹かれ、興味が出ただけだ。
純白のオーラなら、秘書として傍にいても、安心出来る。
それだけのこと…
そう自分に言い聞かせているが、そんな綺麗ごとじゃないか…
俺は今、嘘をついたと、自分のオーラで分かる。
彼女の純白を、他の男に汚させたくない。
きっと、それが俺の本心だ。
このまま純白でいてくれればいいが…
大企業の社長秘書として、そして、収入が増えることで、欲に目が眩み、純白の色が変わるかもしれない。
「では、引っ越しの詳細は、直接私が連絡をします。入社手続きのことは、採用担当が説明しますので、これから宜しくお願いします」
「こちらこそ、宜しくお願いします」
彼女を見送った後、ずっと昔から、宇河家を支えてくれた、富田家の血を引く父の秘書、富田さんに連絡をした。
「富田さん、申し訳ありませんが、隣の空き部屋を使いますので、早急にクリーニングをお願いします」
「承知しました。では、明日には全て整わせます」
「そこに私の秘書が住みますので」
「秘書…北斗様が?」
「自分の抱く感情に、俺自身が驚いています。ただ…」
「そうですね、感情は変わります。お部屋の事は、お任せください」
「宜しくお願いします」
小さい頃から俺の面倒を見てくれて、いつも俺の味方で、1番の理解者である富田さんなら安心だ。
電話を切った後、彼女の笑顔を思い出す。
彼女に会える日が、一緒に仕事を出来る日が、待ち遠しくて仕方ない。