前世の約束〜神の目を持つ敏腕社長は、純白オーラの秘書を慈しむ
隠して来た気持ち…
好きになっちゃいけない。
もっと、傍にいたいって…本心は出て来ないで。
私は、まだまだ未熟な、社長秘書なんだから。
「ようやく…色が変わってきたな…良かった」
「色…?」
「俺を好きになったっていう証明だよ」
「す、好きなんて…私は社長秘書になったばかりですし、社長を好きになる資格なんて」
社長が私の頬に手を当てると、ドキドキは早まり、体が熱くなった。
「俺を好きになる資格なんて、誰が決めた?」
「えっと…」
「知り合った時間の長さは、必要か?」
ゆっくり縮まる距離に後退りすると、ドアに追い詰められた。
私が社長を好きになっていることを、気づかれちゃった…
経験豊富な人なら、何てことないかもしれないけど、私は…
私だけが好きなだけで、社長の心が無いのは、寂しい。
「これは…社長命令ですか?」
「これでも、モテるんだよ。体の関係の相手なら、困らない」
「それなら…私は、そういう免疫はないので、からかわないで下さい」
「俺がそんな男だと思うのか?」
「だって私…魅力なんて無いのに…」
「大人しい見た目と性格は、魅力が無いのか?もし、そういう奴がいるなら言わせておけ。俺だけが、君の魅力を知っていればそれでいい」
目の前に社長の顔が近づく。息が…出来ない。
「み、魅力なんて…」
「…分かった。それなら、教えてあげよう。明日休みだけど、休日出勤として朝、10時から出掛ける。いいな?これは社長命令だ」
「は、はい」
私の返事を聞いて、社長は直ぐにコンシェルジュに連絡すると、スペアキーを持って来てくれた。
「俺、人生で初めてお預けされたよ」
社長は、前屈みになり、今にもキスされそうなくらい、顔が近づいて、思わず息を止めた。
「明日楽しみにしてる。おやすみ」
そう言って、社長は自分の部屋に入って行った。
さっきまでの会話が頭を駆け巡る。
きっと今の私、ドキドキし過ぎて、頭から湯気が出てるよ…
好きになっちゃいけない。
もっと、傍にいたいって…本心は出て来ないで。
私は、まだまだ未熟な、社長秘書なんだから。
「ようやく…色が変わってきたな…良かった」
「色…?」
「俺を好きになったっていう証明だよ」
「す、好きなんて…私は社長秘書になったばかりですし、社長を好きになる資格なんて」
社長が私の頬に手を当てると、ドキドキは早まり、体が熱くなった。
「俺を好きになる資格なんて、誰が決めた?」
「えっと…」
「知り合った時間の長さは、必要か?」
ゆっくり縮まる距離に後退りすると、ドアに追い詰められた。
私が社長を好きになっていることを、気づかれちゃった…
経験豊富な人なら、何てことないかもしれないけど、私は…
私だけが好きなだけで、社長の心が無いのは、寂しい。
「これは…社長命令ですか?」
「これでも、モテるんだよ。体の関係の相手なら、困らない」
「それなら…私は、そういう免疫はないので、からかわないで下さい」
「俺がそんな男だと思うのか?」
「だって私…魅力なんて無いのに…」
「大人しい見た目と性格は、魅力が無いのか?もし、そういう奴がいるなら言わせておけ。俺だけが、君の魅力を知っていればそれでいい」
目の前に社長の顔が近づく。息が…出来ない。
「み、魅力なんて…」
「…分かった。それなら、教えてあげよう。明日休みだけど、休日出勤として朝、10時から出掛ける。いいな?これは社長命令だ」
「は、はい」
私の返事を聞いて、社長は直ぐにコンシェルジュに連絡すると、スペアキーを持って来てくれた。
「俺、人生で初めてお預けされたよ」
社長は、前屈みになり、今にもキスされそうなくらい、顔が近づいて、思わず息を止めた。
「明日楽しみにしてる。おやすみ」
そう言って、社長は自分の部屋に入って行った。
さっきまでの会話が頭を駆け巡る。
きっと今の私、ドキドキし過ぎて、頭から湯気が出てるよ…