前世の約束〜神の目を持つ敏腕社長は、純白オーラの秘書を慈しむ
訪れた面接会場は、年齢層も様々だけど、皆、想像通り洗練されて艶やかで、華がある…
何処に行っても、私の周りは、華やかに活躍している女性ばかり。
はぁ…どう転んでも、ここで私の合格はない。
書類選考を通過しただけでも、不思議だったし…
もしかして…何かの手違いだったのかも。
そうだ、きっとそうだよね。
そう考えると、気持ちが楽になる。
良い経験だと思って、自分が出来る事をするだけ。
そう思っていたけど、何故か最終選考まで残り、役員面接で入室して直ぐ、採用担当の人が部屋に入って来て、
「星部さん、別室に案内しますので、こちらへ」
と声を掛けられた。
やっぱり、何か手違いがあったんだ…
「失礼しました」
役員の人達に頭を下げると、皆、唖然としていた。
「では、こちらへどうぞ」
担当の人について行くと、目の前の重厚な扉のプレートには『社長室』と書かれてあった。
社長室?何…したの私…
「失礼します。星部さんをお連れしました」
担当の人がドアを開けると、そこには、1人の男性が立っていた。
この人は確か、宇河 北斗(うかわ ほくと 33歳)社長。
掛井さんより3歳年上だけなのに、圧倒される。
背が高く、雑誌の表紙を飾るモデルのような、爽やかイケメンなのに、絶対的な自信に満ちあふれ、社長の周りは、異空間のように、目に見えない何かを、纏っているようだった。
「どうぞお掛け下さい」
真剣な顔つきに、変な汗が出るほど、緊張で顔が強ばる。
「星部さん、私の秘書として採用したいと思い、ここにお呼びしました」
採…用?
私が宇河社長の…ひっ、秘書!?
「早速ですが、4月からこの部屋の隣にある秘書室で、仕事をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」
何処に行っても、私の周りは、華やかに活躍している女性ばかり。
はぁ…どう転んでも、ここで私の合格はない。
書類選考を通過しただけでも、不思議だったし…
もしかして…何かの手違いだったのかも。
そうだ、きっとそうだよね。
そう考えると、気持ちが楽になる。
良い経験だと思って、自分が出来る事をするだけ。
そう思っていたけど、何故か最終選考まで残り、役員面接で入室して直ぐ、採用担当の人が部屋に入って来て、
「星部さん、別室に案内しますので、こちらへ」
と声を掛けられた。
やっぱり、何か手違いがあったんだ…
「失礼しました」
役員の人達に頭を下げると、皆、唖然としていた。
「では、こちらへどうぞ」
担当の人について行くと、目の前の重厚な扉のプレートには『社長室』と書かれてあった。
社長室?何…したの私…
「失礼します。星部さんをお連れしました」
担当の人がドアを開けると、そこには、1人の男性が立っていた。
この人は確か、宇河 北斗(うかわ ほくと 33歳)社長。
掛井さんより3歳年上だけなのに、圧倒される。
背が高く、雑誌の表紙を飾るモデルのような、爽やかイケメンなのに、絶対的な自信に満ちあふれ、社長の周りは、異空間のように、目に見えない何かを、纏っているようだった。
「どうぞお掛け下さい」
真剣な顔つきに、変な汗が出るほど、緊張で顔が強ばる。
「星部さん、私の秘書として採用したいと思い、ここにお呼びしました」
採…用?
私が宇河社長の…ひっ、秘書!?
「早速ですが、4月からこの部屋の隣にある秘書室で、仕事をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」