前世の約束〜神の目を持つ敏腕社長は、純白オーラの秘書を慈しむ
【身も心も、貴方に捧げる】
社長にもっと触れて欲しい…
もしかして、男性経験の無い私を、からかってるかもしれない。
でも、心と体の熱が、収まらない…

どうしてなのかな、私…
この日を、ずっと待っていた気がする。

「綾奈、愛してる」
ベッドの上で、優しくゆっくりと舌を絡み取られるキスに、頭が真っ白になる。
時々、唇が離れると、社長が優しく微笑んで、また、私の唇を貪るようにキスをした。

キスをしながら、社長の手が服に掛かった時、痣のことが頭を過ぎり、思わず手を握った。
「…綾奈。悪いが、今、お預けは聞かないぞ」
「ち、違うんです。私…胸の間に大きな星形の痣があって…」
「だから?」
「ずっと恥ずかしくて、隠してきたんです」
「それで?」
「社長に…嫌われ、キャッ!」

あっという間に、服を脱がされ、隠そうとする腕を抑え込まれた。
「俺は痣ですら、愛おしい。それに、これから毎日抱くのに、いつまで隠せるんだ?」
「それは…」
「まぁ、俺に抱き尽くされて、隠す余裕なんてないだろうが…」
「えっ?」
「…その意味は、今から綾奈の体に教えるよ」
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