前世の約束〜神の目を持つ敏腕社長は、純白オーラの秘書を慈しむ
結局、いつものように、無理させた綾奈が俺の胸に埋まり、その頭を撫でていると、
「北斗さん、ずっと気になっていたことがあって…」
顔を上げて、戸惑いながら、質問してきた。
「どうした?」
「北斗さんは、私だけじゃなく、会う人の感情が分かるような気がします」
純粋な目で、真っ直ぐ見据える目線に、思わずドキッとした。
自分から話すつもりだったから、丁度良い。
いざ、話すとなると、不安だが…
全てを話そう。
「実は、俺には、人より特殊な力があってね。人の感情がオーラとして見えるんだ」
俺はコンタクトを外し、本当の目の色、七色に輝く目を綾奈に見せた。
綾奈は、案の定、驚いている。
「…怖いか?」
「いえ…凄く綺麗です…」
綾奈は手を伸ばし、俺の頬に手を当てて、目を見つめていた。
「私のオーラは、どう見えますか?」
「色は純白だ…穏やかで、輝いている」
「白ですか…色つきじゃないんですね。オーラまで華やかじゃないですね」
怖がるどころか、ガッカリして落ち込んでいる綾奈の反応が、愛おしくて堪らない。
「白の人は、なかなかいない。それも純白一色なんて。俺がずっと探していた色の人なんだよ」
「それなら、凄く嬉しいです。嫌じゃないですか?私の感情が見えて」
「いつも、心地良いよ。俺を好きなことも分かる」
「良かった…北斗さんの目、もう少し、近くで見てもいいですか?」
「あぁ…」
ごく一部の人間だけが知っている秘密。
誰にも悟られてはいけない秘密。
俺が、嘘偽り無い自分を、初めてさらけ出している。
綾奈の澄んだ目に見つめられると、恥ずかしさと嬉しさで、綾奈を抱きしめた。
「綾奈、もう一度抱いていいか?」
俺を潤む目で見つめる綾奈が、頬を赤らめる。
「まぁ、首を横に振っても、抱くけどな」
はにかむ綾奈の唇を、包み込むようにキスをした。
2人が愛し合う長い夜…
どうかこのまま、ずっと怖がらずに、俺を受け入れてくれ。
「北斗さん、ずっと気になっていたことがあって…」
顔を上げて、戸惑いながら、質問してきた。
「どうした?」
「北斗さんは、私だけじゃなく、会う人の感情が分かるような気がします」
純粋な目で、真っ直ぐ見据える目線に、思わずドキッとした。
自分から話すつもりだったから、丁度良い。
いざ、話すとなると、不安だが…
全てを話そう。
「実は、俺には、人より特殊な力があってね。人の感情がオーラとして見えるんだ」
俺はコンタクトを外し、本当の目の色、七色に輝く目を綾奈に見せた。
綾奈は、案の定、驚いている。
「…怖いか?」
「いえ…凄く綺麗です…」
綾奈は手を伸ばし、俺の頬に手を当てて、目を見つめていた。
「私のオーラは、どう見えますか?」
「色は純白だ…穏やかで、輝いている」
「白ですか…色つきじゃないんですね。オーラまで華やかじゃないですね」
怖がるどころか、ガッカリして落ち込んでいる綾奈の反応が、愛おしくて堪らない。
「白の人は、なかなかいない。それも純白一色なんて。俺がずっと探していた色の人なんだよ」
「それなら、凄く嬉しいです。嫌じゃないですか?私の感情が見えて」
「いつも、心地良いよ。俺を好きなことも分かる」
「良かった…北斗さんの目、もう少し、近くで見てもいいですか?」
「あぁ…」
ごく一部の人間だけが知っている秘密。
誰にも悟られてはいけない秘密。
俺が、嘘偽り無い自分を、初めてさらけ出している。
綾奈の澄んだ目に見つめられると、恥ずかしさと嬉しさで、綾奈を抱きしめた。
「綾奈、もう一度抱いていいか?」
俺を潤む目で見つめる綾奈が、頬を赤らめる。
「まぁ、首を横に振っても、抱くけどな」
はにかむ綾奈の唇を、包み込むようにキスをした。
2人が愛し合う長い夜…
どうかこのまま、ずっと怖がらずに、俺を受け入れてくれ。