前世の約束〜神の目を持つ敏腕社長は、純白オーラの秘書を慈しむ
今の話からだと、メンバー招集の依頼かと近寄ると、ブラウスのボタンを外された。
「綾奈の力を借りるよ」
胸の痣に触れながら、唇を激しく奪われる。
しばらくして、唇を離すと、
「俺の特効薬は、これに限る」
そう言いながら、ブラウスのボタンを留めた。

「今から、会議をするから、役員と技術、企画部長を招集してくれる?」
厳しい顔から、いつもの北斗さんに戻っている。

特効薬になるのは、北斗さんの役に立てて嬉しいけど、その度に、私の心臓は賑やかになる。
北斗さんは、もう慣れただろ?って言うけど、慣れるなんてない。
だって、家で見せない、凜としている社長の北斗さんは、凄くカッコいいから…

でも、それを口に出さないようにしないと…
まだ星也がお腹に宿る前、北斗さんに言葉にして伝えた時…

「綾奈、少しいいか?」
北斗さんが秘書室を指さし、私が先に秘書室に入ると、鍵を閉めて、
「じゃあ、社長の俺を、もっと味わってみるか…」
「味わうって…あっ!待ってくだ…んんっ…」
そのままたっぷりと愛された後、受付から約束していた来客到着の連絡が来て、2人慌てて、服と髪を整えたんだ…
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